女性の働き方を考えるうえで、プライベートと仕事の両立は切り離せない問題です。
それは、女性は妊娠、出産、育児などを理由として離職してしまうケースが多いためです。
ここでは、女性が妊娠、出産、育児タイミングで離職してしまう理由と、プライベートを大切にしながら仕事を続けるには、どのような対策が必要か解説します。
ひと昔前の日本では、女性が結婚のタイミングで離職する、いわゆる「寿退社」が当たり前でした。
しかし、1985年に制定された「男女雇用機会均等法」により、結婚後も働き続けられる環境が実現されてきました。
とはいえ、結婚後も働き続けてきた女性は妊娠、出産をすると離職する傾向は、依然として続いています。
離職する原因としては、職場の理解が得られない、保育園が見つからないなどの理由があげられ、出産後も育児をしながら、安心して働き続けられる環境が整っていないことがうかがえます。
また、出産後も産休・育休を経て職場復帰できても、度重なる子どもの体調不良による欠勤や、小学校の学童保育の預かり時間が合わないなどの理由でストレスが溜まり離職する女性も多いそうです。
女性が妊娠、出産、育児などのプライベートと仕事を両立しながら働き続けるためには、まずは職場の理解が必要です。
「働き方改革」により、いくら政府が「女性の活躍推進」を進めても、企業に浸透しなければ実現は難しいものです。
そして、出産後に子どもを預けられる保育園や学童保育の整備、保育士の待遇改善などの細やかな対応も必要不可欠です。
この記事を書くにあたり、この●●プライベートの充実=仕事の充実●●というサイトも参考にしました。
プライベートと仕事を充実させるためのアドバイスがたくさんありましたのでぜひ読まれることをオススメします。